Presented by 非武装エリア
最終更新日:2011年7月10日
SFUをActive Directoryにインストールする事で、Active DirectoryのスキーマにPosixに準拠した値が設定できるようになります。
これらを使うためには、「Active Directory ユーザとコンピュータ」ツールからPosix情報が利用できるように設定を加えていきます。
「Active Directory ユーザとコンピュータ」の画面を開き、Posix情報を利用したいユーザを選択します。
ユーザを右クリックして、「プロパティ」を選択します。 プロパティ画面に"UNIX属性"というタブがあるのでそれを選択します。
UNIX属性の中で以下の設定を実施します。
- NISドメイン: NISのドメインを選択します。(通常は1つしか選択できない筈です)
- UID : このユーザのUnixにおける任意のユーザID番号を指定します。 他のユーザと同じ番号にならないように社員番号などが良いでしょう。
- ログインシェル: Unix(Linux)にログインするときにどんなシェルを起動するかを指定します。 通常、Linuxでは/bin/bash。
- ホームディレクトリ: UNIX上のホームディレクトリを指定します。 通常は、/home/"ユーザID"。
- プライマリグループ名/ID: このユーザが所属するUNIXのプライマリグループを指定します。 グループOUを予め作成しておき、それにGIDを与えておけばグループ名で選択できます。 グループ名が存在しない場合には、GID番号を直接入力します。
これらの情報を1ユーザづつ登録していくのが大変な場合には、「ldifde」や「csvde」といったWindows上のツールを利用して、Active Directoryに変更を加えると作業が簡略化できると思います。 なお、これらのツールを使って、例えばユーザの表示名などに漢字を使う場合には、漢字コードは Unicode にて登録を行ってください。
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