2001年1月21日(No.2)

LinuxとFreeBSD、今夜はドッチ!

このページで紹介している事例の多くは意識的にLinuxでの構成を例に示すようにしています。 特にTruboLinuxでの構成例を基本としていますが、これはLinuxの利用者が多いこととTruboLinuxの場合、他のRedHat系のLinuxと構成ファイルやコマンドに若干の違いがあるため、一般的なRedHat系の解説では届かない部分が多いこと、更にLinuxを初めて触った方の利用も多いと思われることから、なるべくTruboLinuxでの例を多く示すようにしてみました。他のLinuxの場合、RedHat系を押さえておけば十分だと思いますがこれらに関しては、すでに多くの書籍がありますし、他の方のページでも紹介されていることが多いようですし、スキルが高い方が多いですので結構自力で解決できるのではないかと考えてこのようにしてみました。

でも実は....個人的にはインターネット用のサーバにはFreeBSDを使うようにしています。FreeBSDを触ったことがある方なら判ると思いますが、Linuxではディストリビューションで差異があったり、必ずしもセキュリティ的に優れている訳ではない部分があったりします。(FreeBSDは基本的にシングルパッケージしか存在しません)
とは云っても、Linuxは進歩が早いですし、セキュリティ的にも対応方法を知っていれば特に問題がある訳ではないので、Linuxを使っての構成も決して悪いとは考えていません。
結局のところ後はそれぞれのOSに対するスキル(または慣れ)と好みの問題といった感じもしています。
でも、Linuxに慣れた方は是非、一度はFreeBSDにもチャレンジしてみては如何でしょうか?特に仮想環境やOS自身のセキュリティに関する考え方など、是非Linuxでも導入して貰いたい機能などがあり、とても新鮮に感じられるのではないかと思っています。